依存症脱却のため生きがいを探す

共依存などから逃れるためひたすら趣味を探していく。

初詣

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

私は時間を守るのがすごく苦手で、遅れてしまうほうではなく、

どうしても早まってしまいます。

焦燥感がひどいのか、予定の何時間も前に目的地に着いて

しまったり、診察時間の30分も前に待合室に入ったり、

自分でも悪いとは思いながら全く治せずにいます。

 

今年の初詣も、昨年の夜23時過ぎなんかに神社に赴いて

しまって、そこには老夫婦のおふたりだけがいらして、

挨拶をして、例年ならこの時間からお参りができるはずだし、

お炊き上げの火も点いているのにね、なんていう会話をして、

そのあと気まずい心地で突っ立っていると、ほんのぽつりぽつり

人が集まり始め、列をなし始めました。

私と同じ、せっかちな人たち・・・。

 

一人で並んでいる人が居たので、お隣に失礼します、と言って

横に並び、0時を待っていると、だんだん精神症状で動悸が

し始めて、立っているのが非常につらく、過呼吸で倒れそうな

感じがしましたが、いつもいつも逃げ癖でその場から遠ざかって

しまうのも、今年でなるべくやめていこう、と思って、

気力で立ち続けました。

 

0時ごろと思われますが、神主さんらしき人が賽銭箱の向こうに

現れて、太鼓をどんどんと打ち鳴らし始めました。

あれが、百八つの鐘の代わりなのでしょうか、そのあとあの、

白い紙で出来たあのシャッシャッのやつ(名称不明)を振って、

向こう側のふすまのような扉のようなものを開いて、さらに

その向こうに何らかの信仰の対象(よくわかりません)が現れ、

どこからか取り出したシャクを取り出して手に持ち、去っていく、

という一連の儀式の流れを、私は前から二列目という特等席で

まじまじと見ました。

 

家の近くの小さな神社の初詣の出来事でしたが、なんだか胸に

じーんと残るものがありました。

二礼二拍手一礼を済ませ、御神籤を引いて、ひらかないまま

家に帰りましたが、私はとにかく今年は、きちんと時間を守れる

人間になろうと固く決意したのでありました。

 

そんな一年の幕開けでありましたが、今年も生きがいを探し、

自分なりに、自分なりの生き方を見出すつもりで、生活して

ゆきたいと思います。

重ね重ね、よろしくお願いします。

お世話になります。

 

ミウ